ムラダラ・チャクラ
スワディスタナ・チャクラ
マニプラ・チャクラ
アナハタ・チャクラ
ヴィシュッディ・チャクラ
アギャ・チャクラ
ビンドゥ
サハスララ・チャクラ
ムラダラ・チャクラMOOLADHARA CHAKRA
ムラダラ・チャクラ MOOLADHARA CHAKRA
地球、自己保存(種の保存)に適応する肉体的・物質的なアイデンティティ。 このチャクラが私たちの基礎を形成して、シャクタ・タントリック理論 (Shakta Tantric doctrine)*によるとクンダリニー(kundalini)の眠る場所。つまり、潜在している宇宙エネルギー、私たちの完全な無限の可能性=シャク ティはあらゆる物の中に居るとされる。
それは、地球・地・大地の要素として表され、したがって、私たちの生存本能、私たちの身体と物理的な世界との関係に関わる感覚を指す。
このチャクラは健康、繁栄、安全および精力的な存在を私たちにもたらします。 ムラダラ・チャクラはアギャ・チャクラと直結している。 ムラダラ・チャクラを目覚ますと、サムスカーラ(samskara)**を刺激し、つまり罪悪感、動揺が激しい精神的、感情的な騒ぎを引き起こすことがあ る。したがって、ムラダラ・チャクラの覚醒の前にまず、アギャ・チャクラについて扱ってあげるほうが賢明だということがいえる。
*シャクタ・タントリック理論で神はシャクティ・エナジーに基づくという
**サムスカーラ=前世・現世の過去の記憶
意味 : 基本的な基礎、下層 (Basic substratum)
位置 : 性器、会陰、頚部
内分泌腺の関係 : 性器にまつわる
タットヴァTatva (要素) : プリスヴィPrithvi 地球 (最初の生命力を肉の原子の中に固まらせる)
コーシャKosha : アンナマヤ annamaya
感覚 : におい
色 : 深紅
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験: 逆さの赤三角
音の振動 : ハチの鳴き声
願望 : 地面に置かれて(安全)、物理的な安らぎ、基本的な生物学的な要求、シェルター
「基礎チャクラ(Root Chakra) というのはそこに物理的に存在し、その状況でくつろぐようなものです。
それが開いたとき、あなたは地面にどっしりと、安定していて安全に根ざしていると感じます。 あなたは不必要に人々を疑いません。 あなたはいま・ここに、あなたの身体につながっていると感じます。 あなたは、自分にとって十分な領域(テリトリー)があると感じます。 あなたが、怖がり、または神経質である傾向があるなら、あなたの基礎チャクラ(Root Chakra) はたぶん活動が低下している状態だということです。 あなたはあまりいい気持ちがしないでしょう。 逆にこのチャクラが過剰に活発であると、あなたは、非常に唯物論的、物質主義的で、貪欲であるかもしれません。あなたは、おそらく安全について絶えず心配 し、変化に抵抗しているのです」 -エワルド・ベーカー(Ewald Berkers)
グナ Guna: タマスtamas(シティsthiti -休止状態、不活性、惰性的)
シンボル: 地球の4方角を象徴した4つの花弁に囲まれた黄色い四角(ヤントラ)と、3回半リンガムに巻きついた蛇(3つのグナとそれを越えることを象徴)
グランティGranti =精神的・超自然的・心霊的なこぶ(Pyshic knot): ブラフマー brahma
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のラム(lam)を反復、下半身のブロックを解く。
各花弁には、サンスクリット語の文字(vam、sarn、sharn、ksam)があり、クンダリニー・シャクティがとぐろを巻いた蛇のように下向きの三 角形の中に居る。最初のチャクラに対して瞑想をすると、クンダリニーを目覚めさせ上に向かって上昇を始める。最初のチャクラの思索は、クンダリニーに目を 覚まさせて、上向きの流れを始めます。
神: ブラフマーの赤ちゃん-かつて注意深い創造者、心の断片をもたらして、恐怖をなだめます。
ダキニ・シャクティ(Dakini Shakti)--護民官(守る人)、創造者、保護者、破壊者
動物: アルラヴァタ象-ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のラム(lam)の乗り物、食べ物を探し注文を聞く。
(参考:ブログより) ムラダラ・チャクラ(MOOLADHARA CHAKRA)
要素:地球・地、肉体的な個、
エナジーの種類:本能的な能力、生存、安全、食など生きるために必要な能力と直結したエナジー
位置:肛門と性器の間
このチャクラが目覚めていなかったり、コントロールが出来ていない時、場合や人は生存のための本能が不安定な感じを受けておどおどした態度、不安な態度を することで観察できる。クンダリニーを目覚めさせるための最も基礎となるチャクラ。まだ目覚めていないクンダリニーはこのムラダラ・チャクラに眠ると考え られている。
(人やヨガの先生、派によってはクンダリニーはマニプラチャクラに眠るという解説をすることがあります。これはムラダラ、スヴァディスタナ、マニプラの3 つのチャクラの部分は他の上のほうのチャクラとは違い目覚めがいったりきたりすること、そしてアナハタ以降が顕著に感じられることから解釈の段階でマニプ ラだ、という言い方になっているだけで大きな大差はない。)
********** 余談 *********
チャクラのことをお話していますが、もう一度よくチャクラの図を見てみましょう。それぞれのチャクラには図形や色や、花びらなどのほかに動物も描かれてい ます。一つ一つの動物は私達がチャクラをイメージしやすくしてくれる象徴だといえます。
ムラダラ・チャクラ=象=本能的、食べ物とシェルターを探し求める生き物、子供を守る
スワディスタナ・チャクラ=ワニ=性的な生き物、じわじわと歩み寄って襲う、眠っている欲望が密かに待っていることを象徴
マニプラ・チャクラ=ラム(牡羊)=自己顕示、プライド、自分の縄張りを誇示する生き物
アナハタ・チャクラ=鹿=優しく、繊細な、愛情にあふれた生き物
ヴィシューディ・チャクラ=白象=架空の生き物、意識の違うレベル、目で見ることが出来ないものを象徴
これらの動物からそれぞれのチャクラを連想してみると面白いのではないかと思います。
チャクラのことをわかってあげるために動物を連想してあげたり、以前お話したビージ・マントラ(=それぞれのチャクラの持つバイブレーション)を唱えてみ ることはすごく良いトレーニングになるのではないかと思います。例えば、ビージ・マントラを10分間集中して唱えてみると体のどの部分にどんな感じがする のか観察してみましょう。すごくかすかな体の動きだけれど根気よく試してみる価値はあるのではないでしょうか?自分の体の中にあるチャクラを少しづつ感じ られるようになるかもしれません。(たとえすぐに何か感じられなくても、やってみて自分の感覚を少し研ぎ澄ましてあげる努力が大切なことです)
スワディスタナ・チャクラ SWADHISTANA CHAKRA
水;感情的なアイデンティティ。尾骨、および生殖器に位置している2番目のチャクラで、水の要素=感情とセクシュアリティに関連。それは感覚、欲望、刺激 や動きを通して私達と他をつなぐもの。このチャクラは流動、優美、感じや感覚の深さ、性的な達成、および変化を受け入れる能力を私たちにもたらす。スワ ディスタナ・チャクラは私たちの精神的(メンタル)な印象、または前世やすべてのカルマからのサムスカーラの倉庫で、現在のサダカ(sadhaka)にお いて沢山の困難を目覚ますものでもある。大きな感情と混乱が過去の経験から沸きあがり、それらの起源をたどるのは不可能である。 このチャクラを安全に動かすために適切なガイドを持つことが重要。 不敵と根性、強い意志はこの旅路にとっての偉大な友である。
“サダカが欲望というのは、1,000回生まれ変わっても決して満たされることがないものだということを理解しているなら、クンダリニーは比較的速くスワ ディスタナを通り抜けることができる。” *サダカ=修行者
-スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
意味 : 自己の家、自己が住むところ、(自分の元の住居・自分=クンダリニー/本山)
位置 : 尾骶骨(仙椎の1番目から3番目あたり・本山)
内分泌腺の関係 : 睾丸、卵巣
タットヴァTatva (要素) : アパナ、水(身体の中の水っぽい物質の原子すべてを支える)
コーシャKosha : プラナマヤ pranamaya
感覚 : 味
色 : 赤オレンジ
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 真っ暗闇、無意識
音の振動 : フルートの音楽的な音
願望 : 家族、出産、性的な衝動、幻想。
「このチャクラは感覚とセクシュアリティ・性的関心に関するチャクラです。 それが開いているとき、感覚や感情は自由に湧き出て、過剰感情的にならずに、あなたの気持ちが表現されます。あなたは愛情行為にオープンで、情熱的で、活 気がある場合があります。セクシュアリティ・性的関心や性的行動に対処することに全く問題ありません。
あなたが、かたくて、非感情的・理知的だったり、「ポーカーフェース」を持つ傾向があるなら、このチャクラは活動が低下しているということです。 あなたは人に対してあまりオープンではありません。逆にこのチャクラが過剰に活発な場合、あなたは常に絶えず感情的である傾向があります。 あなたは人に対して感情的に執着していると感じ、そして、非常に性的である場合があります。」 -エワル ド・ベーカー(Ewald Berkers)
「自分の個性の中で自分で理解することのできない部分があると感じたり、自分の内面が繋がっているというより、分裂していると感じたり、自分の言動が矛盾 していると感じる人がいます。それらはスワディスタナの活動が不安定だということを示しています。」 -本山 博
グナ Guna: タマスtamas(シティsthiti -休止状態、不活性、惰性的)
シンボル: 6つの赤い花弁と地球を包囲する水によって囲まれた青い三日月。
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のヴァム(vam)を反復、このチャクラに関連する不安を取り除く。各花弁には、サンスクリット語の文字(bam、bham、mam、 yam、lam、ram)
神: ヴィシュヌ-正しい生の保護者の化身。
ラキニ・シャクティ(Rakini Shakti)-- 現世の芸術と音楽へのインスピレーション
動物: わに—ビージ・マントラVamの乗り物。感覚的であって、扱いにくい。
(参考:ブログより) スワディスタナ・チャクラ (SWADHISTANA CHAKRA)
要素:水、感情的な個
エナジーの種類:感情、感覚、欲望、欲求と直結したエナジー
位置:尾てい骨の根元
このチャクラが目覚めていなかったり、コントロールが出来ていない時、場合や人は、欲求や欲望が強かったり、コントロールできなかったりするという態度に あらわれる。食べること、性的なことそうした自分の感情や欲求に直結した欲望に行動がコントロールされてしまっている状態など。
スワディスタナ・チャクラで理解することが大事なのは感情や感覚、欲望と直結したエナジーです。気持ちのアップダウンや、味覚、嬉しい、悲しいとかという センス=感覚と直結しています。
*無意識のチャクラ・・・本山
例えばチョコレートケーキを目の前にして、「これは美味しいものだった」と覚えていること、その記憶と感情が結びついて、「美味しそう」、 「食べたい」と思うこと、その欲望を引き起こすエナジーがこのスワディスタナ・チャクラにあります。
感覚→記憶と結びついて→欲望、そういう意味での感覚と欲望のエナジー。
感覚と欲望といったときに、性的感覚、性的欲望が一番強いものとして人間が持っている。人間のいろいろな感覚や欲望を支配していることが多い。この性的な 感覚や欲望自体が悪いものではないけれど、私たちの行動の上でこれらの感覚と欲望に支配されている間、様々な意味での私たちの成長が妨げられているという ことはいえます。もっとあの感覚を欲しい、味わいたいという欲望、性的な欲望を満たすことによってばかり行動することが多い場合、あるいは嫌悪してしまっ ている場合にはそこのところで成長が妨げられているということがいえます。そういう意味でこのスワディスタナ・チャクラはとても大事。
ほとんどの人間はスワディスタナかマニプラ、もしくはムラダラ・チャクラの発達の部分に留まっているといえる。 誰しもがそのうちのどれかの 発達を経たり、経験をしていることはある意味当然で、防衛本能が働く時期、性的な感覚が活発になる時期、自己をもっと認識する時期など発育課程で通ってき ているものともいえます。それらは発育段階でいろいろな時期があるのと同様、感覚をもっと敏感にしていくとまたそこで一つ一つ出会うものだということも出 来ます。ただ、多くの人はそれらをうまくコントロールできない、またはそれらをうまく乗り越えられないまま生きている場合が多いといえます。大事なことは それらをもう少し自分でコントロールしてもう少し成長した生き方をすることが出来るのではないか、ということです。
スワディスタナ・チャクラは私たちの生きている上でかなりの影響を与える感覚と欲望の原動力の貯蔵庫ともいえます。
別の言葉で言えばスワディスタナ・チャクラはサムスカーラSamskarの貯蔵庫ともいわれています。サムスカーラは前世、現世両方を含めた これまでの様々な記憶、無意識な部分に埋め込まれた記憶の事を指します。そのサムスカーラによって私たちの様々な感覚は決定付けられています。私たちの感 覚を包み込むベールのようなもの、その溜まる場所がスワディスタナ・チャクラです。
これまでのお話でも触れましたが、スワディスタナ・チャクラは感覚・感情・欲望などのエナジー、それからサムスカーラの貯蔵庫ともいわれます。このチャク ラを扱うときに大事なことは自分の中で欲望や感情が高まったり、過去の記憶(怒り、悲しみなど)が何かの形で沸き起こったりということがありえます。特に 欲望に関しては私達の生命と直結した食欲と性欲の2つが一番顕著にあらわれやすいともいえます。
そのときにその沸き起こってきた感情や欲望を見てみぬふりをしたり、押し込めないこと!ちゃんと敏感に自分の欲望の動きを観察しましょう。観察することと 判断を下すことは同じではありません。観察を出来るだけ敏感にしてあげるけれどあくまでも客観的に、自分が「自分に対しての証人」になったつもりでとにか く観察を続けること。そのときに「こんな自分ではだめだ」とか、「この欲望はよくない」と判断を下したりしないことが大切です。勿論常識の範囲で高価なも のを衝動的に買うことなんかの欲望は気をつけてあげなくてはなりませんが出てきた欲望を押し込めてしまっては折角開く意味がありません。
スワディスタナ・チャクラの場所を確認
ムラダラ・チャクラの場合はチャクラの場所は1つの点でしたがスワディスタナ・チャクラの場合はクシェトラム(=チャクラのための扉、体の前面)とチャク ラの場所が微妙に違う場所にあります。
スワディスタナ・チャクラは尾てい骨(背骨の一番下、最後の骨)から3センチくらい上に上がった場所の少し内側のあたりです。尾てい骨の場所がよく分から ないかも知れませんが、その部分を自分の指で押し、プレッシャーを感じられる部分がチャクラの場所。
そしてクシェトラムは体の前面お腹からずっと下がってきたところにある骨を押したときに感じられる部分。
「スワディスタナ・チャクラに集中」といったときにはこの体の背面と前面(ほぼ同じ高さであることが分ります)両方から指で押したときに感じられる部分に 集中してみることを指します。
**********
特にスワディスタナ・チャクラは欲望や感情のエナジーの場所。それらの欲望を否定するのではなくあることを観察しつつ、自分と切り離すことをするために は、瞑想を練習することが有効です。
瞑想は、すなわち、常にいろいろな考え事をしている私たちの意識の動きを止めることです。常に後先のことを考えて生きている私たちの意識のままに毎日生き ていると、今ここに起こっている現実のことをどんどん見過ごしたまま夢見心地に一生過ぎてしまいます。そうではなく、今・ここに意識を集中させること、そ のことが出来てクンダリニー、シヴァ、シャクティがひとつになったとき、今見ている現実とは全く違った現実をちゃんと見てあげることが出来るようになりま す。
仏陀とか、悟りの境地に達した人たちは何がすごいのかというと、ちゃんと今・ここにある最大限の可能性を見ることが出来るところに達したということです
マニプラ・チャクラ(MANIPURA CHAKRA)
マニプラ・チャクラ(MANIPURA CHAKRA)
火、自己定義に関わるエゴのアイデンティティ。 このチャクラは腹部の太陽神経叢に位置するパワー・チャクラとして知らる。 プラナの中心で、非常に重要なチャクラ。 (多くの人のクンダリニーが眠る場所といわれ)、個人的なパワー、意志、自律・自主性、および新陳代謝を統治する。 健康であるときは、このチャクラが活力、エネルギー、有効性、自発的な行動、支配されない力を私たちにもたらしてくれるし、不十分であるときには、消えか けの火のように、気が滅入ったり、疲れている。
「発展がムラダラとスワディスタナのレベルにある限り、精神的・感情的な問題があり、すべての世界を同様に見ようとします。でも、これらのレベルを超え て、マニプラに着いた途端、全世界を崇高な至福な意識で、完全な考え、より大きい可能性を見ることができるようになる。」 -スワ ミ・サチャナンダ・サラスワティ
意味 : 宝石の街
位置 : 太陽神経叢
内分泌腺の関係 : 副腎(アドレナリン)
タットヴァTatva (要素) : テージャ(Tejas)、火(身体の中のアストラルな部分と熱を維持管理)
コーシャKosha : プラナマヤ pranamaya
感覚 : 視覚
色 : 黄色
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 輝く黄色の蓮
音の振動 : 美しいハープの様な音色
性質:生きていることの意味を疑問に思い始める、怒り、自信、勇気、強いエゴ
願望 : 不死、寿命、名義、名声、パワー、権威、富の獲得。
「おへそのチャクラはグループの中で自分について断言するようなものです。 開いているとき、あなたは自分に対してコントロールできることを感じ、十分な自尊心を持っています。このチャクラが活発でないとき、あなたは、受け身で あって、優柔不断な傾向があります。 あなたは、おそらく臆病で、欲しいものを得られません。このチャクラが過剰に活発であると、あなたは、抑圧的、横暴で、たぶん攻撃的でさえあります。」 -エワルド・ベーカー(Ewald Berkers)
グナ Guna: ラジャスRaja(プラヴリッティpravritti-活発でエネルギーに満ちた、緊張、頑固)
シンボル: 10の青い花弁(ちょうど炎の一番熱いところのような青いふち)に囲まれた火のような赤い三角形。
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のラム(ram)を反復、没頭させ寿命を延ばす。各花弁には、サンスクリット語の文字(dam, dham, nam, tam, tham, dam, dham, nam, pam,pham)
神: ルードラRudra-老いたシヴァ、破壊の神。 強力、怒り、切り離された神。
ラキニ・シャクティ(Lakini Shakti)-- 独立と炎の女神。
動物: ラム(去勢していない雄ヤギ、雄ヒツジ)--ビージ・マントラRamの乗り物。 力強く、誇り高く頭からぶつかってゆく。
(参考:ブログより) マニプラ・チャクラ Manipura Chakra
要素:火、エゴ、自我な個
エナジーの種類:自分を定義するもの、自分のエゴ、「自分」の原動力と直結したエナジー
位置:太陽神経叢(胃の後部)、みぞおち
このチャクラが目覚めていなかったり、コントロールが出来ていない時、場合や人は、エゴが強く自分勝手だったり、怒りなどの態度にあらわれる。行動力があ るという場合、エゴが強い場合など。
マニプラ・チャクラ Manipura Chakra
3つ目のチャクラであるマニプラ・チャクラは私達の体の中に太陽があるようなイメージで捉えられる、火の要素です。私達の体は宇宙や世界がぎゅっと体の中 に詰まっているようなもので宇宙や地球の要素を体の中に持っています。そう考えたときに、マニプラチャクラは太陽のようにエネルギーが集まってまた分散し ていくときのエネルギーの中心、エナジーセンターだといえます。
○体の中のどの辺に位置するかというと、おへそから指2本分くらい下の位置の奥の背骨のところです。おへそはマニプラチャクラの扉=クシェトラムだといえ ます。
○要素は火。(ムラダラチャクラは地、スワディスタナチャクラは水でした、チャクラが上に行くにしたがって要素はかすかなものに移行していきます)。
○感情の面は火=エゴ、自己認識、自信や「自分」「私」に関するエナジーです。(一番最初のムラダラチャクラは地=一番本能的な欲望、身の危険や
不安、例えば食べ物や体を守る家を確保したいと思う感情に関するエナジー、スワディスタナチャクラは水=動き回る感情、だまざまな欲望に関する感情だと勉 強しました。)
********参考*********
1番目のチャクラが本能に動かされている自分、
2番目は欲望に動かされる自分、
その二つを経てこの3番目のチャクラのところでは「自分」という認識が強くなった状態です。このエネルギーがないと自分という自己認識もなく、自信も生ま れません。
世の中の人の振る舞いや性格は大体これら3つのチャクラの性格によって示すことが出来るといわれています。
1-常に不安、心配事ばかり気になる、おどおどしている人、怖がり、臆病、常に何かの心配をしてしまう人=ムラダラ
2-欲望、買い物、食欲、物欲、性欲に駆られて行動している人、常に何かを欲しがっている、欲求や欲望が満たされることに夢中、=スワディスタナ
3-「私」が大切、自己主張が強い、自分に自信のある人、行動力がある、堂々としている、プライド高い人=マニプラ
これら3つのチャクラは常に私達の存在と無意識、潜在意識的に関わって動いていて、一般的にほとんどの人がこの3つのチャクラのうち1つの部分に留まって 生きていることがおおいといえます。身のまわりにいる人の性格や言動を分析してみると、これら3つのタイプの人間性に大別できてしまうくらいです。
どうでしょう?周りの人見渡すと納得しますか?必ずしもひとつとは限らないけれどこれらのチャクラやエナジーの働きと私達の態度や性格が関連してるって知 るだけでもすごく興味深いです。
マニプラ・チャクラはダイナミックな火、エナジーの源だといいました。体も心も元気でいる源だからこのエナジーが弱いと病気がちだったり気力も弱いでしょ う。
エゴについて
エゴとは私達の親友にも敵にもなり得るものです。エゴのおかげで自分に厳しく少し難しいことに挑戦したり、自分の限界をもっと広げて成長させてあげること が出来ます。「私はエベレストに登る!」というようにひとつ目標を作って頑張るときに、原動力となるのは「私」という自己の認識です。「私」に対しての価 値が薄ければなにも「私が登らなくても誰かが登ってくれればいいか。」という気持ちになってしまうでしょう。だからエゴは悪いものではないのです。でも、 エゴを過大評価してしまったときに大きな問題となり、障害となってきます。「自分」「私」に対してのエゴが大きくなりすぎたとき、周りの人が見えなくな り、他人を差し置いて「私、私、私」という行動に繋がってきます。
エゴという言葉を聞いたときに私達はあまり良いイメージを抱かないかもしれませんがエゴそのものは私達にとって必要なものだということをわかってあげる必 要があります。自分に対する自信や自分が頑張ろうと思う原動力としてなくてはならないものです。でも、その自分の中に持っているエゴと同じものが周りにい るどんな人の中にも同じようにあることを理解してあげなくてはなりません。自分にとって自分が大切なのと同じように他人にとってその人自身も大切だという こと。そのことをわかってあげると自分にとって必要なことが他人にとっても同じように必要で大切だということ、すなわち私達皆が繋がっているということを 理解することが出来てきます。ここにある自分の「私」だけが大切になってしまい周りのことを見落としてしまうところにエゴの落とし穴があります。自分に とって大切な「私」と隣にいる人にとって大切なその人にとっての「私」がいつも同じようにどちらも大切だということに気づき、わかってあげること、今の自 分のエゴが自分にとってどのような状態なのか敏感に感じてあげることが出来ると「私、私!」という行動に走ることがなくなりエゴと上手に付き合っていけま す。
例えば、誰にも何か経験があると思いますが、友達と話をしているとき、自分が話しかけたことに対して自分の話をしているのに、その人には自分の話が届か ず、何を言ってもその友達の経験談に話が取り込まれてしまうようなとき、それはその友達の「私は知っている、やったことがある」というその人のエゴが強い ことがあらわれています。
そういう意味で、このマニプラ・チャクラはすごく難しいステージだということがいえます。
私たちある意味、自分の個性を磨き、人とは違う自分を見つけること、自分に自信を持つことを目標として生きています。このマニプラ・チャクラのところを乗 り越える=「自分の人とは違う個性」や「自分に対する自信」を捨てるということは相反するような気持ちになるでしょう。人によっては自信を持って個性のあ る今の私が大好き、とあえてここのレベルにとどまる人もいます。プライドはなにもお金や権力だけではなく知識もそうです。「私は知っている」というプライ ド、実際沢山のヨガの先生がこの意味でここで止まっていると思います。「このポーズも出来る私」「すごい!私」「これだけ経験してきた私!」という態度で す。それはマニプラ・チャクラのところで滞っています。
だから最初に言ったようにこのマニプラ・チャクラはすごく重要なレベルです。
ヨガではクンダリニーはムラダラ・チャクラに眠っているとされるのに対し、仏教の密教ではクンダリニーはマニプラ・チャクラに眠っているとされます。
実際は同じことを指していて、クンダリニーは1~3番目のチャクラの間では上に行ったり下に行ったり自由に動き回り、3番目のマニプラが本当に解放されて マニプラから上に開放されたら底から下には下がってこないといわれています。
-マニプラ・チャクラが開くと何が見えるか
これまで「私」を中心として全てのことを見ていた自分、表面的なもの、見えるものに捉われているレベルから自分のまわりに沢山の「私」を見ることが出来る ようになり、少しづつ精神的な世界、スピリチュアルな歩みをはじめます。
具体的にいえば、「私の車、私の家、私の家族」と、私を中心とした物質的なものから現実を理解する状態からマニプラチャクラが開き、「自分」というものが 剥がれ落ちたとき、自分が自分に感じるのと同じ気持ちを周りの何に対しても抱くことが出来る状態、すなわちはじめてスピリチュアルな精神世界に足を踏み入 れたことになります。
そこで、この「私」「自分」に固執している自分をどうやったら少し切り離すことが出来るのか、「自分」というものを剥がれ落としたり、「私」という概念を 解かしてしまうためにはどうしたらいいのか。ヨギが発見したベストな方法はカルマ・ヨガです。
アナハタ・チャクラ(ANAHATA CHAKRA)
アナハタ・チャクラ(ANAHATA CHAKRA)
空気、自己を受け入れることに関係した社会的なアイデンティティ。 このチャクラは心のチャクラ (リダヤ・チャクラ hridaya chacra)と呼ばれ、7つのチャクラシステムのちょうど真ん中に位置するチャクラ。愛に関連し、相反した精神-心と身体、男性と女性、人格と影、自我 (エゴ)と同調(統一)など-の集成、統合をする。よく、人間の意識の中心と見なされる。 健康なアナハタは深く愛すること、同情、平和に中心にバランスよく置くことへの深い感覚を持つことができる。開いたときにはバクティの結果のように、アナ ハタのレベルで「個」の識別を超えると、より創造的になる。
「アナハタ・チャクラでは、定められた運命や自分自身の運命が現実になることから逃れて、自由になることを意味します。タントラによれば、アナハタの根 元、下には願望を実現させる木があるそうです。その木が実り始めると、どんなことでもあなたが思ったり願ったことがすべて実現するといわれています。した がって、決して心の中で悲観的になってはいけない、常に非常に楽観的で積極的でなくてはいけません。身体的・精神的・霊的(スピリット的)に、自分自身と 自分の周りとが、大きな共同体においてさえ、完全に平和でなくてはなりません」 ---スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
アナンダ カンダ チャクラというとってもパワフルで大切な小さなチャクラがアナハタ・チャクラの少し下にあります。そのチャクラは「満たされる木」「望 みのかなう木」があるといわれています。自分が願うこと、自分の意思を満たすことが全て可能になるチャクラです。ヨガの修行者はこの場所に大きな湖の真ん 中に金色の木が立っている事を見ます。
何がいいたいかというと、自分が願ったことが実現したとき、意志が満たされてきたと感じたときもしかしたらこの部分にエナジーが注がれたということがいえ るかもしれないということです。逆に常に意識がネガティブなことを考えているとネガティブな方向に物事が起こってしまうということもいえます。
意味 : 制限や抑制から自由、はじめも終わりもない音(たたかれない音)
位置 : 心臓・心
内分泌腺の関係 : 胸腺
タットヴァTatva (要素) : ヴァユ(vayu)、空気(身体の中の酸素と気(生命力)やプラナが物理的な細胞と結びつくことを可能にする)
コーシャKosha : マノマヤ manomaya
感覚 : 触覚
色 : 青
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 静かな湖に浮かぶ青い蓮、暗い洞窟の中の金色の炎
音の振動 : 鈴のような、または銅鑼の音
性質:献身、忠誠
願望 : 共有(分け合うこと)、愛、献身、無私の奉仕、同情。
「心のチャクラは愛、親切、愛情に関するものです。このチャクラが開いているとき、あなたは、情け深く、友好的、好意的で、円満な関係を築きます。 あなたの心のチャクラが活発でないときは、あなたは、冷たく、冷ややかです。 このチャクラが過剰に活発であると、あなたはあなたの愛によって人を息苦しくさせ、おそらくあなたの愛には、かなり利己的な理由があります。」 -エワルド・ベーカー(Ewald Berkers)
グナ Guna: ラジャスRaja(プラヴリッティpravritti-活発でエネルギーに満ちた、緊張、頑固)
グランティ Granti:ヴィシュヌ、感情的な愛着の束縛
シンボル:12の青い花弁に囲まれたスモークグリーン(煙が充満したような色)の三角形。2つの交錯した三角形(シヴァとシャクティのエナジーのバランス を意味する)
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のヤム(yam)を反復、心を開き、生命力のエネルギーをコントロールするのを助ける。各花弁には、サンスクリット語の文字(kam, kham, gam, gham, nam, cham, chham, jam, jham, nam, tam, tham)
神: イシャナ Ishana-世界から切り離された。平和で、慈悲深く、絶えず若々しい。
カキニ・シャクティ(Kakini Shakti)—スピリチュアルな音楽、詩、芸術の女神。
動物: カモシカ --ビージ・マントラYamの乗り物。無垢、純粋、敏感。
*アナハタの下に小さなチャクラ、アナンダ・カンダがあり、そこのレベルに、神聖な木・カルパ・ヴリスカ(kalpa vriska=願いをかなえる木)が積極的・悲観的、両方の願望のためある。
(参考:ブログより) アナハタ・チャクラ(ANAHATA CHAKRA)
要素:空気、社会的、社交的な個
エナジーの種類:自分を受け入れること、心、気持ち、心と繋がった感情、感動、思いやりと直結したエナジー、(心のチャクラとも言われる。)
位置:胸、心
このチャクラは感動したり、悲しんだり、喜んだり、そうした心の動きが起こるときのエナジーの場所。
アナハタ・チャクラ Anahata Chakra
丁度7つのチャクラの中の丁度真ん中です。アナハタ・チャクラの幾何学的な形は上向きの三角と下向きの三角が組み合わされてきます。
下向きの三角=下3つのチャクラ(ムラダラ、スワディスタナ、マニプラ)を象徴、または本能的なもの、女性的エナジー、シャクティ、低次のエナジー (99.5%の人はここで生活しています)
上向きの三角=上3つのチャクラ(ヴィシュッディ、アギャ、サハスワラ)を象徴、直感的なもの、男性的エナジー、シヴァ、高次のエナジー(ほとんどの人は ここに行き着いていません)
ハタヨガ=太陽と月、シヴァとシャクティのエナジーとか常にヨガはひとつになることを表しているといいますが、ここのアナハタではこの高次と低次の二つの エナジーが融合されることを象徴された図が使われています。
アナハタ・チャクラは高次元の意識へと入る入り口だといえます。マニプラまでのところでは「私」が全ての中心だったところから、アナハタに入ると、「私」 が外れることで周りの人を認識するようになった=「同情」「愛情」「他との違いを受け入れること」がはじまります。他人がその人の個性をもっていることを 認めてありのまま受け入れられるようになります。
では実際にこの「同情」「感情」のチャクラに対してどのような方法を使ってあげることが出来るのでしょうか?例えばエゴ、「私」のマニプラ・チャクラに対 しては「カルマ・ヨガ」=自分をなくす奉仕の行動が有効でした。
「私」がなくなると何が残るのか?「soul,sprit=魂、スピリット」が残るといえますが、では魂とは何か?
よくアナハタ・チャクラのところは蝋燭のひかりが描かれています。
「蝋燭のひかりは何を象徴するかというと何も見えない暗闇を照らすただ唯一の真実、真理」といわれます。
具体的に何が「真実」か?実は「私の意識」は真実を知ることが出来ません。「私」はエゴによってつつまれており、「私」という見解の域を越えられません。
でも経験として私たちが感じることが出来る形としては「フィーリング、感覚、愛情」だといえます。(「愛」は見返りを求めたものではなく純粋に好きだとい う気持ちを指しています。)でも「私が愛している」のではなく「愛」そのもの、絶対的な愛の感情です。
ヨガの道ではこのアナハタ・チャクラ、感情、愛を認識するのにベストな方法は「バクティ・ヨガ」です。
アナハタ・チャクラは胸の辺にあるエナジーセンターで、同情、愛情などの感情に関するエナジーのチャクラです。
同時にそれら感情は「私」のことから少し離れて「他人」や「自分より大きな存在」を意識することで生まれます。このチャクラはみたり聞いたり感じる時の中 心を「私」というものから離れたということもいえます。
何も自分にとっての「神」を探すことが必然ではありません。でも普通、ムラダラ→スワディスタナ→マニプラと、「私」「I]を中心に欲望や自己意識につい て自覚を高めてきた上で「私」以上にもっと他の「意識」「現実」が存在することを体験するレベルになると「自分より大きな存在」「おおきなもの」など大体 何かしら体験するということが言えます。
マニプラ・チャクラの「私」が考えて理解できるということの先には「私」と全てのほかのものが本当は全て繋がっているということ、本当は全てひとつだとい うことを理解できるアナハタ・チャクラから上のエナジーの動きがあります。そのときには「私」が「私」のためにやる行動から切り離されて、「私」ともっと 大きな存在とのかかわりの中で行動するようになります。
ある意味人が「悟り」に達するときの状態は完全に「バクティ・ヨガ」の状態だということが言えます。
ヴィシュッディ・チャクラ(VISHUDDHI CHAKRA)
音、自己表現に関するクリエイティヴ(創造性)のアイデンティティ。のどの辺に位置するチャクラで、コミュニケーションと創造性に関連する。 ここで、言語を表す音の振動などの様々な振動を通して象徴的に社会を体験する。
「ヴィシュッディは、人生は大きい理解に通じる経験なのだということ…つまり、人生には流れがあるということや、ものごとはおこるべく起こるのだというこ と…を受け入れる心の広さを表しています。毒と蜜*がヴィシュッディ・チャクラで平らげられ、それらが、よりすばらしい宇宙全体の一部であることを理解さ れます。」 ---スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
*ネクタ=蜜と訳しましたが、nectar 不老不死の神酒(本山)
意味 : 純粋に浄化するセンター、中心。 蜜(ネクタ)の中心とか発言の中心とも。
位置 : のど
内分泌腺の関係 : 甲状腺
タットヴァTatva (要素) : アカシャ(akasha)、エーテル・空間(身体のエーテル的なバックグラウンドを維持、すべての空間的な振動に調節、かすかなエーテル的・空間的な振動 は身体のイメージやすべての自然が映し出されるスクリーン)
コーシャKosha : ヴィジナナマヤ Vijnamaya
感覚 : 聴覚
色 : 紫
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 寒いという感じ、と蜜(ネクタ)のしずくが落ちた感じ
音の振動 : 鳴動する海
性質:ここで、すべての存在が融合される。善悪、良い悪いの概念は無くなり、そのひとはすべて経験するために開かれます。人生に反発せず、ただ人生ととも に行動するのみです。そのひとはすべてのものと動作の背後に感覚と知性を見始めます。 ヴィシュッディは解放への入り口です。 そのひとは同情を知り、平和な至福の気持ちでいっぱいになります。
願望 :知識。
「のどのチャクラは自己表現と話すことに関するものです。 それが開いているとき、言い表すことにおいて全く問題なく、芸術家として表現しているかもしれません。このチャクラが活発でないとき、あなたは、あまり話 さない傾向があり、内向的であって内気、恥ずかしがりやです。 本当のことやありのままのことを言わないとこのチャクラを妨げるでしょう。このチャクラが過剰に活発だと、あなたは通常、話し過ぎて、威張って、人々を遠 ざける傾向があります。 その場合、あなたは悪い「聞き手」です。」 -エワルド・ベーカー 2003-2006(Ewald Berkers)
グナ Guna: サットヴァ sattva (プラキャ prakhya -快活、光、イルミネーション、精神的な明快と静穏)
シンボル:16の紫グレーの花弁に囲まれた白い円(月の円--純粋な宇宙音)。ビンドゥからの蜜(ネクタ)のしずく。
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のハム(ham)を反復。各花弁には、サンスクリット語の文字(am, amm, im, im, um, uum, rim, reem, lrim, lreem, em, aim, om, aum, am, ah).
神: パンチャヴァクトラ・シヴァ Panchavaktra Shiva -偉大な教師、永遠の知識、バランス、非二元性。
シャキニ・シャクティ Shakini Shakti-より高い知識とパワーの最良な保持者。記憶、意志、直観、即興。
動物: ガジャ・象--ビージ・マントラHam の乗り物。自信、聴くこと、自然との調和。
*ララナ・チャクラ Lalana chakraは口の奥の口蓋の天井部分に位置する小さいチャクラです。 ビンドゥからの蜜(ネクタ)がヴィシュッディの開き具合によって、神または毒のもののどちらかに分けられる場所です。
(参考:ブログより) ヴィシュッディ・チャクラ VISHUDDHI CHAKRA
要素:宇宙、自己表現な個
エナジーの種類:コミュニケーション、クリエイティブ性、創造性、表現力と直結したエナジー
位置:のど、咽喉
このチャクラは真実を発言すること、真の自分を表現することのエナジーと直結しています。嘘やいろいろな思いで思っていることではないことをいうのではな く、本当のことを発言するようになります。
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これまでにアナハタ・チャクラのところから先に行くには「私」やマインドを切り離さなくてはならないというお話をしました。マインドさえも切り離すことは すなわち、「知性=Intellect」から離れること、知性による知識、考えて理解することから切り離されること。
このヴィシュッディ・チャクラ以降は頭で、知性で理解するものでは無いという意味で次元が違います。
ヴィシュッディ・チャクラは浄化するセンターだといわれます。どういうことかというとここまで成長すると、知性から解放されたことによって「良いもの」 「悪いもの」という価値判断が消えてしまいます。私達の中でよいものか悪いものかの判断をするのは知性、マインド、意識です。だからここではすなわち 「No Mind,No Intellect」ということがいえます。そこにあるどんな環境、どんな状況、すべてのものを宇宙が作り出したものとして完全に受け入れることが出来る ようになるということです。晴れている日、曇りの日に良い・悪いという区別は全く無く(晴れは良いとか悪いと判断するのはマインド・知性です)、そのまま がそれでよしとできること。
だから「浄化される」というのは「何も浄化する必要はなくすでにすべては浄化されている」ということ、すべてのものをありのままに受け入れられ影響を受け なくなるという意味です。
例えば毒を飲むことでさえもそのままを受け入れることが出来る状態。だからといって自分のチャクラが開いたかどうかを試すために毒を飲むのではなく、そう いう考えを起こすこと自体が知性、脳で考えることそのものを指しています。
人間のレベルではすべての相対するもの、何か自分に対して影響を与えるものがすべて影響を与えなくなるということを現実的には示します。
感情的な恨みとか怒りとか、そういうものを乗り越えることが全く自然にできる事を指します。すべての出来事がなにも邪魔をしたり影響を与えないという意味 ですべてが完全に調和されてしまいます。
本質的に理解してあげたいことは生きていること、この人生に起こるすべてのことはその体験、経験から私達ガ何かを学んで成長するためにその出来事が与えら れているのだということ。事故にあったこと、つらいことそのことを必ずしも悪いこと、苦しいものとしてではなくそこで学ぶものを見つけてあげること、その ことを通してすべてのものは必要なときに必要な場所にすべて与えられるのだということを信じることができます。
死後の世界、どこへ行くのかはよくわからないけれど、ひとつ信じていることは死後全く存在がなくなるのではなくてエナジーや魂というのはどこかに繋がって 影響しあっていくのではないかな?ということ。そのエナジーはこの生きている間はせめてこの生きている間に与えられたものを最大限ユニークな経験として受 け止めてあげることで豊かに生きることが大切なことではないかということ。私達は見たり聞いたりすることは五感を通して、知性を使って頭で考えることで理 解しているけれど、実は知性を超えたオープンマインドでものごとを経験して学ぶことができると見落としている本質的なものを見つけてあげることが出来るの ではないのかな?ということ。
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ヴィシュッディ・チャクラの構成要素はアカッシュ(Akash)=エーテル、すなわち空間です。空気ではなく空間。空間というのはすべてのものの間に存在 するもので、宇宙の太陽と地球の間や細胞の分子と分子の間にも存在します。何を意味するかというと、すべてのものに境が無いということ、すべてのものはひ とつであるということ。(火や水はそれぞれ違った分子を持っているのに対してエーテルは皆おなじ分子だということ)。全く違う次元とさっきお話しました が、可能になるのはテレパシーや予言、予知が可能になるということを指します。
一般的にこのチャクラは喉のところにあり、コミュニケーションのセンターだといわれますが、表現をすることが声や言葉に限られず振動やテレパシーというか たちも含んだコミュニケーション能力だということができます。
このレベルで特徴的なのは「知性」による知識ではなく、「直感」による知識に出会うということです。
例えば分かれ道を右に進むか左に進むか?というときに
「お母さんがこっちの道は楽だといっていたからこっちを行こう。」などといった方法で決めるのは「知性」の知識です。それに対して「直感」の知識というの は
「なんとなく、こっちのような気がする、ピンとくる!」という種類のものです。
誰にでも直感はあるのですが自分の直感に対して敏感になれないと直感が鈍るし、自分の直感に対して自分で信じることができないとその「直感」の知識が使わ れないままになってしまいます。
ここまでチャクラが開いてきた段階では本当に直感が鋭く冴えてきて、すべて、直感に従って行動したことがうまく繋がるという経験をします。そして直感に 従ったことがうまく繋がればつながるほど自分の直感に対して信頼できるようにもなってゆきます。
アギャ・チャクラ(AJNA CHAKRA)
アギャ・チャクラ(AJNA CHAKRA)
光、自己の反射、自己の反映に関する原型のアイデンティティ。 このチャクラは眉のチャクラ(ブルマディヤbrumadia)、または第3の目の中心として知られる。 それは物理的に、または直観的に見る行為に関連。 サイキックな(心霊的な)能力を開き、原型のレベルでの理解を深める。導師(グル)と弟子の間にかかる橋、内側にある微妙な手ほどきへのお寺への入り口。 また、直観の目、第3番目の目、知識の目にとも呼ばれる。 アギャ・チャクラはイダ(ida)とピンガラ(pingala)がシュシュムナ(shushumna)と結合するポイント、この結合は自分の二元的な理解 を根絶して、小文字のself ・自己から大文字の「大いなる私」Selfに移る。
「すべての感覚が消えションヤshoonya(=空)、無の状態に入ったという瞑想の最も深い段階で内側のグルの指示が聞かれるところです」 ---スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
「夜の夢と経験が相関的であるように、私たちは起きていても夢を見て、やはり経験とは相関的である。アギャが目覚めていると、夢から目覚めますのと同様 に、私たちが生きているというこの現在の夢から目覚める過程があります。そして、私たちは因果の間の関係を完全に理解することができます。」
---スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
意味 : 指揮、命令。
位置 : 背骨の先端の脳の中心。 眉間にはブルマディヤ(アギャの正面・扉)にあり、それらは同じ現実の一部。
内分泌腺の関係 : 松果体
タットヴァTatva (要素) : マハット(mahat)・心・マインド。
意識、生命力、振動の発電機-要素はマトリックス(matrixes)=気質、母体。 この高いセンターは人生と意識で絶え間なく地、水、火、空気、エーテルの基本的な振動の発電機を充電する。
コーシャKosha : ヴィジナナマヤ Vijnamaya
感覚 : 聴覚
色 : 透明かグレー
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 金色の卵と自発的なトランス・昏睡・恍惚状態
音の振動 : 鳴動する海
性質:超越した感覚、無限の意識の体験、内側の切り離された直感的知識、新発見・啓示。霊的(サイキックな)のパワーを高める。
願望 :自己認識、啓蒙、悟り。
「第3の目のチャクラは心眼・洞察と視覚化に関するものです。 このチャクラが開いているとき、あなたの直観が良く、想像する傾向があります。 活発でないときには、自分の考えを持つのがあまり得意でなく、周りの意見や影響を当てにする傾向があります。 あなたはがんとして信じたものを当てにし過ぎて、考えを曲げることができません。 また、すぐに混乱しやすいかもしれません。 このチャクラが過剰に活発だと、あなたは幻想の世界に住み過ぎ、過度の場合では、幻覚症状さえ出てくる可能性もあります。」 -エワルド・ベーカー 2003-2006(Ewald Berkers)
グナ Guna: サットヴァ sattva (プラキャ prakhya -快活、光、イルミネーション、精神的な明快と静穏)
グランティ Granti:ルードラ Rudra、シッディsiddhi=霊的(サイキック)な現象への執着
シンボル:2つの明るい花弁(太陽と月)に囲まれた白い円。グルの象徴。
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のアウム(aum)を反復。日々の現実から瞑想につながる集中力によって、話者を高める。各花弁には、サンスクリット語の文字(ham、 ksham).
神: アルダナルシュヴァラ Ardhanarlshvara –半男性-半女性、シヴァ-シャクティ、もう離れていない状態。
ハキニ・シャクティ Hakini Shakti-非二元性の自覚を伝える。
動物: 無し、ナダ、アルダマトラ--ビージ・マントラの乗り物。自信、聴くこと、自然との調和。
(参考:ブログより) アギャ・チャクラ AJNA CHAKRA
要素:無し、マインド(大文字ではじまるマインド=形のない意識を超えたマインド??)自己の反響、反映
エナジーの種類:第3の目、ブルマーディヤとして知られるチャクラで、実際に見えるものと、直感的に見えるもの両方を「見ること」のエナジーと直結。
位置:背骨の一番上の延長線、脳の中心、表層部にある扉とされるブルマーディヤはおでこの眉間
このチャクラは「私」が実は「私ではない」ということを理解しはじめることを指します。第3の目が開き、これまで知っていると思っていた現実や自分自身さ えも全く違ったものとしてみるようになるということ。
アギャ・チャクラ(Ajna Chakra)は、仏陀の第三の目と呼ばれたりして親しみのあるこのおでこの眉毛と眉毛の間のアギャ・クシェトラム(Ajna Kshetram)=ブルマーディヤ(Bhrumadhya)**は頭の中心に位置するアギャ・チャクラのドアにあたる場所。ここをまずきれいにし、かす かな体の中での動き、特にエナジーの動きをもっと感じることが出来るように準備する必要があります。これから様々な練習をしたときにむやみやたらとエナ ジーを高めたりチャクラを開くのではなく、ちゃんと自分でいま、何をしているのか自覚しておくことが一番大切なことです。これから8ヶ月、取り組むほかの チャクラに関しての練習をする際にもこのアギャチャクラは常に敏感にしておきたいです。そういうことから最初の月は、観察力を高めもっと敏感に感じること ができるようになるためにまず最初にこのアギャ・チャクラに取り組みます。
**体の中のチャクラは背骨のほう、つまりからだの後ろのほうにあります。特にアギャチャクラは頭の中心のところに。それらを身体の前面で感じるための扉 をクシェトラム(kshetram)といいます。良く、図解されているのはこのクシェトラムである場合があり、今回のようにアギャチャクラ(=頭の中心に あるチャクラ)を感じるために集中する場所は身体の表面のクシェトラムであるブルマーディヤ(Bhrumadhya)の呼び名を使います。アギャチャクラ のドアに当たるアギャ・クシェトラム(Ajna Kshetram)とブルマーディヤ(Bhrumadhya)は同じ場所を指します。今後をブルマーディヤ(Bhrumadhya)と呼ぶ場所は同時にア ギャ・クシェトラム(Ajna Kshetram)でもあります。
ビンドゥ (Bindu)
ビンドゥ (Bindu)
最も微妙なチャクラはアギャだが、アギャを超えたところに、ビンドゥがある。 それはチャクラではなく、異なった層の現実から来るもの。心の分野・領域を超えているので、普通の論理や見解を使って説明するのは非常に難しい。 ビンドゥはサハスララからの蜜(ネクタ)が沢山落ちてくるところ。ビンドゥはヒランヤガルバ(hiranyagarbha)=創造の金色の卵または子宮。 あらゆる物はビンドゥの媒介によって材料から存在へと発展する。 ビンドゥの中心はすべてのもの-太陽から原子にいたるまで-の核心である。
「ビンドゥの中には、宇宙の無数のすべてのものについての進化の可能性を含んでいます。ビンドゥは創造のための青写真(設計図)をを持ち、あらゆるもの、 あらゆる意識・無意識、はビンドゥの仲介を通じた本質的な意識につながっています。」 ---スワミ・サチャナンダ・サラスワ ティ
意味 : 分裂、同一性が二元性を生むためにそれ自体を分割するポイント。
位置 : 事実、ビンドゥは次元や平面を超えた点、空(シュンヤshoonya)。空・無への入り口。純粋な意識、無の意識。練習のために便宜的に頭の後頭部を指 す。
シンボル :満月と三日月の両方(月の様々な状態)、スピリチュアルな修行者がサハスララを完全な体験ではないけれども垣間見ることをあらわす。
ビンドゥ(Bindu)
チャクラのことをお話しする上でビンドゥっていうのはあまり触れられることがありません。ビンドゥはとっても小さいチャクラです。ビンドゥは創生、創造の 青写真(設計図の下書きようなもの)と言われます。すべての存在するもの、木とか花とか石とか、はすべてビンドゥを持っています。人間と神(あるいは大い なる存在、大きな意識)との違いはこのビンドゥを境にうまれたということがいえます。
シンボルは満月と三日月が一緒に書かれています。つまり満月になるのか三日月になるのかを分けるものはビンドゥという扉です。アウムというサンスクリット 語の上にある点はビンドゥです。
あくまでもビンドゥは身体的な特徴でお話していないということを念頭において、
満月はシヴァ・神・意識=本質・根本的・絶対的な要素、
三日月はシャクティ・生き物・形あるもの=すべての存在するものの要素 を象徴しています。
ララナ・チャクラ(Lalana Chakra)
のどの奥のほうのヴィシュッディ・チャクラとビンドゥの間の辺に実はすごくかすかなチャクラがあります。そして実は神からの生命のエッセンス、生きている ためのエッセンス、アムリッタという名の雫のようなものでビンドゥからララナ・チャクラに落とされていて、それがヴィシュッディ・チャクラのほうに伝わる といわれています。そしてヴィシュッディ・チャクラの開いていない人たちはその雫、アムリッタがヴィシュッディ・チャクラを通り過ぎ、マニプラ・チャクラ まで垂れてゆき、マニプラ・チャクラのところで燃やされてしまうためにそのアムリッタは無駄にしてしまっているといわれています。実はそのアムリッタを ヴィシュッディ・チャクラの喉の辺りに留めておくためのテクニックとして、ヴィパルタカルニというポーズがあります。
もう1つこのララナ・チャクラについて働きかけるテクニックがあります。ケチャリ・ムードラです。舌先をのどの奥に押し当てることでこのアムリッタを活性 化させる目的があります。
マリオ先生の先生であるインド・プシュカールのヨギは3日3晩はこの中に入って土中に埋められるという修行をしましたがこのアムリッタを保つこと、そのテ クニックをマスターできると酸素や水を必要とせずに生きることができるということを証明します。
(実際にはここまでの完全な練習をするためのケチャリムードラは少し上級で舌の裏側の筋を切るという手術をすることで舌をもっとのどの奥に押し当てて空気 を完全にブロックできるようにするというオプションのテクニックを使うと思われます)
ヨガの経典などではこのアムリッタを得ると水も酸素も食べ物も必要とせずに永遠の命を得ることができると記されています。
**ここまでの練習をする必要があるかは全く個人的なものだと思います。今の体を楽しんで生きること、食べ物を必要としないでも生きる必要があるかどう か、寿命を受け入れてあげるかどうか、は個人的なものでは無いでしょうか。必要ないものは必要なくていいと思います。
ただ、このケチャリムードラには老化防止、アンチエイジングの効果があります。
以上いろいろな練習法を紹介しましたが、いろいろな方法を紹介し、試してみることで実はタントリックな、密教的なヨガにはこういうものがあるということを 少し体験してみました。本当にクンダリニーの覚醒を目指すためにはもっと的確なガイダンスと練習が必要だということは忘れないでおきましょう。
サハスララ・チャクラ(SAHASRARA CHAKRA)
サハスララ・チャクラ(SAHASRARA CHAKRA)
普遍的・宇宙的なアイデンティティ。純粋な意識としての意識に関連する王冠チャクラ。時間・空間やすべての知っている現実を超越したところにある偉大な世 界とのつながる場所。シュンヤ・shoonya、空または無の空間。
「サハスララに関して何を言おうと、たとえ無限であると言っても、言った途端にそれがそれを制限して、分類されてしまいます。論理というのはが別のものと 1つのものを比べることを指すので、それは論理を超えています。 サハスララは全体であるので、比較することなどできません。サハスララはヨガの頂点、完全な合併です。」 ---スワミ・サチャ ナンダ・サラスワティ
意味 : 幾千もの花弁。
位置 :頭のてっぺん。
内分泌腺の関係 : 脳下垂体
タットヴァTatva (要素) : 超越
コーシャKosha : アナンダマヤ anandamaya
色 : マルチ・カラー
サイキック経験 : 明るい赤または無限の多色の蓮に囲まれた発光しているリンガム
性質:形の無い(ニラカーラ・nirakara)または形のある(アカーラ・akara)もの両方を兼ね備える。クンダリニーシャクティが背骨を上ってシ ヴァと融合されるのはここで起こる。非二元性を理解し、超越した意識の中に生き、啓蒙・悟りを達した人。
シンボル:千の虹色の花弁、無限の花弁を意味する。
神: グルそのもの
サハスワラ(SAHASRARA)
時としてサハスワラ・チャクラと呼ばれますが、実はサハスワラはチャクラというよりはニルヴァーナ、悟りの世界への扉、出口だということができます。二つ の蛇にたとえられた眠るクンダリニーを目覚めさせ上に出会うときの場所=悟りに達する場がサハスワラです。要するに男性/女性的なエナジー、シヴァ/シャ クティ、陰/陽が出会う場所がサハスワラです。
((付録))
前にヨガの考え方では私たちの体を5つの体=コーシャ(Kosha)という考え方があることに触れてきました。
まずは
アノマヤ・コーシャ(Annomaya Kosha)=身体的、肉体的な体の層…ムラダラ・チャクラのエナジーと直結
プラナマヤ・コーシャ(Pranamaya Kosha)=エナジー・プラナの体…スワディスタナとマニプラ・チャクラのエナジーと関わっている
マノマヤ・コーシャ(Manomaya Kosha)=マインドの体…マニプラとアナハタ・チャクラのエナジーと関わっている
ヴィジナナマヤ・コーシャ(Vijnanamaya Kosha)=かすかな体・・・ヴィシュッディとアギャ・チャクラのエナジーと関わっている
アナンダマヤ・コーシャ(Anandamaya kosha)=さとりの体
そしてそれぞれのチャクラには象徴される構成要素があり
ムラダラ・チャクラ=土・地、欲望
スワディスタナ・チャクラ=水、感情
マニプラ・チャクラ=火、エゴ
アナハタ・チャクラ=空気、愛
これら4つのチャクラについては割とわかりやすいものだけれども、ここから上の部分、コーシャで言うとヴィジナナマヤ・コーシャとアナンダマヤ・コーシャ はとにかくかすかな部分、日常生活で体験することの無いものを扱うという意味で全く次元の違う領域に入ることを指します。